現在の性風俗の状況

1985旦那さんの不倫や浮気を疑って、探偵や興信所に調査の依頼をする奥様も増えていますが、調査の依頼は浮気や不倫だけが原因ではなく、風俗通いしているかどうかも調査してほしい、という人が増えています。
お金を払ってまで性的サービスを受けるというのは、奥様からすると屈辱以外の何物でもありません。
そんな性風俗ですが、現在の状況はどうなっているのでしょうか。

現在の主流は「デリヘル」
かつてはソープランドやノーパン喫茶などの店舗型性風俗が隆盛を極めていましたが、現在ではデリバリーヘルス、略して「デリヘル」が主流となっています。
その理由はいくつか考えられ、まず店舗型風俗店の衰退があります。
店舗型性風俗は1985年に改正された風営法や、その後の規制強化によって衰退の一途をたどっています。
青少年の目に見えるところに風俗店を置かない「浄化作戦」の一環でした。
一方でデリヘルなどの無店舗型性風俗は、1999年の改正風営法によって合法化され追い風となりました。

デリヘルのメリット
デリヘルには、店舗型性風俗にはなかったメリットが数多くあります。
まずは、コストが非常に安くて済むことですが、これは利用者のコストではなく運営コストのことです。
店舗を構えていると、お店の賃料や設備投資などでお金がかかってしまいますが、デリヘルは特定の店舗を持つ必要がありません。
マンションの一室をデリヘルの待機場所にして、連絡があったら指定場所まで行く、そのようなスタイルが現在では主流です。
また、インターネットとの相性が非常に良いのも、デリヘルのメリットです。
店舗型性風俗では、利用者がお店まで来店しなければなりませんでした。
デリヘルならば、電話やインターネットでお願いをすれば、好きな場所に女性を派遣してくれます。
いつでもどこからでも依頼ができるインターネットは、デリヘルとの相性抜群です。
利用者のカスタマイズが自由なのも、デリヘルのメリットかも知れません。
派遣されてきた女性とともに男性は、普段では絶対に味わえないようなシチュエーションを設定して、性的興奮を自由自在にカスタマイズできます。
店舗型性風俗ではそれをするにも多額の投資が必要となり、好みも多様なため割に合いません。

■デリヘルのデメリット、問題点
一方で、デリヘルには問題点やデメリットもあります。
まず、現在のデリヘルの数は、需要に対して完全な供給過剰状態に陥っています。
警視庁の調べによりますと、デリヘルの店舗の件数は毎年1000店以上のペースで増え続けています。
しかし、それと比例して需要があるわけではなく、男性の草食化の影響もあってかえって減少傾向にあるほどです。
高いお金を払ってまで性風俗に行く、若い男子にはそのような考えがあまりないのかもしれません。
また、インターネットの普及はデリヘルにとって諸刃の剣でもあります。
運営の効率化のメリットもある一方で、インターネットを使った他の産業との取り合いにもなっています。
アダルトサイトなどがその競争相手です。
さらに、デフレの影響はデリヘルにも及んでおり、60分1万円というのが当たり前のような価格設定になっています。
デフレは利用者にとってはありがたいかもしれませんが、働いている女性からするとあまり良いことではありません。
簡単に稼げるのが性風俗のかつてのイメージでしたが、現在では普通のアルバイトよりちょっと高いくらいの日給1万円程度です。
このような低価格路線、さらには無店舗型という「ゆるさ」から懸念されるのが、性病の増加です。
店舗型性風俗では、利用者と客の双方に対して衛生管理が徹底されていました。
デリヘルは、運営者があずかり知らない場所で行われているので、衛生管理などできるはずがありません。