結婚詐欺の可能性も考慮した結婚前調査

しあわせなはずの結婚を前に不安や疑問を抱いてしまう「マリッジブルー」。
マリッジブルーの多くは杞憂に終わるのですが、中にはそれがズバリ的中してしまうケースもあります。
今回は、結婚詐欺について見ていきましょう。

当初は不倫や浮気を疑う
結婚詐欺の被害にある人の中で、完全に騙される人は実はそれほど多くありません。
多くの人は「もしかしたらこれは結婚詐欺ではないのか」と思いつつ、結婚詐欺の被害に遭ってしまいます。
疑問に思いつつもなぜ結婚詐欺の被害に遭ってしまうのか、それは詐欺師の言葉が非常に巧みなのももちろんですが、結婚詐欺にあう人が結婚を切望していることも忘れてはなりません。
同年代の友達が次々と結婚していく中、自分だけ取り残されてしまうと焦ってしまいます。
結婚詐欺氏はそんな人の心につけ込み、お金を搾取していくのです。
もし結婚詐欺のことを追及すれば、目前だった結婚も破綻をきたしてしまいますので、それだけは避けたい気持ちもあるのでしょう。
「きっと詐欺じゃなくてちょっとした浮気心がそうさせているのかもしれない」「相手が第三者に騙されている」と、自分の都合のいいように考えてしまい、結果被害を拡大させてしまうのです。

結婚詐欺に特有の行動
疑う気持ちはあっても自分ではなかなか追及できない、そんな方は探偵や興信所に結婚前調査を依頼するといいでしょう。
探偵や興信所の扉をたたくだけでも、相手に対してかなりの不信感を抱いている証拠ですが、実際に相手の不審な行動は散見されます。
聞き取りをしていくと、「相手が自宅を教えてくれない」「お金の無心をする」などといった、結婚詐欺ならではの行動をするようになってきたのです。
特に金の無心は、結婚詐欺の常とう手段で、その理由も「親の介護」や「給料の目減り」などがあります。
自宅を教えてくれないのも、「親を自宅で介護しているから」と、理由をうまくリンクさせています。
さらに、「友人や家族へ紹介しようとしても断る」といった行動もあるようです。
身元をばらしたくないのは、結婚詐欺師の心理状態そのものですね。

どのような調査を行なうのか
では、結婚詐欺も疑わしい状態での調査は、どのようにして行うのでしょうか。
依頼者が結婚詐欺の可能性を否定しているようであれば、無理に結婚詐欺の調査をせずに通常の調査を行ないます。
もっとも、調査をしていくうちに結婚詐欺の事実が出てくる可能性は否定できませんが。
通常は、疑わしい点に対して調査を行なっていくので、「自宅はどこか」「自宅で親の介護をしているのか」「浮気や不倫の兆候はあるのか」といったことについて調査をしていきます。
自宅が分からない状態では調べようもありませんので、まずは依頼者に協力を求めてターゲットを呼び出してもらいます。
依頼者とターゲットが分かれた後、探偵がターゲットを尾行して住所を特定し、これで自宅の場所は判明します。
次に自宅を張り込みして、家族構成などを割り出していきます。
買物袋の中なども観察して、親の介護をしているような買物かをチェックします。
自宅への人の出入りもチェック、出先での行動もチェックして、浮気や不倫の兆候も確認します。

調査結果を知らせる
調査が完了すると、依頼者に調査結果を書面で報告します。
まれに「シロ」というケースもあるのですが、疑念を抱いて探偵や興信所に依頼をするケースのほとんどは、何らかの「クロ」です。
浮気や不倫の兆候があった、やはり結婚詐欺師の可能性がある、というような調査結果です。
疑わしい点だけを解消する調査では、これをもって完了となりますが、結婚詐欺師かどうかをはっきりさせてほしいとなりますとまた別件となります。
結婚詐欺師の場合、放置しておくと被害額がどんどん増えてきますので、疑わしきはすぐに結婚前調査です。