結婚を急ぐ相手に疑念を持ち結婚前調査を依頼

若い二人の恋愛や結婚ならばいざ知らず、年齢を重ねた二人の恋愛や結婚となりますと、勢いだけで突っ走ってしまうのは危険かもしれません。
若い恋愛や結婚でしたら、自分が知らない相手の期間も短くなりますが、年齢を重ねた上での恋愛や結婚では、自分が知らない相手の期間もおのずと長くなります。
しかも、その知らない間に結婚や出産、離婚といった人生のターニングポイントを経験している可能性もあります。
しかし、若い二人でも年齢を重ねた二人でも、結婚前には互いのことをより深く知りたい、その気持ちに違いはありません。

結婚を焦る相手に疑念を抱いて依頼
例えば、以下のようなケースがあります。
年齢を重ねた二人、特に女性にとってプロポーズをしてくれるのは何よりの喜びですが、なぜか相手が結婚を焦っているのが気になりました。
女性の方は離婚歴があるので結婚には慎重な姿勢になっており、相手の男性にもそれを伝えてあります。
それにもかかわらずプロポーズをしてくれるのはうれしいに違いありませんが、必要以上に結婚を焦っていると逆に疑念を抱いてしまいます。
そんな疑念もあり、男性からプロポーズを受けたもののまだ返事は出していません。
もしかしたら不倫や浮気がらみかも知れない、そう思った女性は探偵や興信所に結婚前調査を依頼することにしました。
聞き取りを女性から行なってみると、ターゲットの男性は結婚歴はなし、休日はほとんど家にいる30代半ばの人でした。
住所などは判明しているので、周辺の聞き込みや自宅周辺の張り込みをすることとしたのです。

調査をする
実際に聞き込みをしても、周囲から特に女性関係をにおわすような証言はありませんでした。
張り込みなどの追跡調査をしていてもそれは同様で、仕事の日は起きて仕事に行き、夜遅くまで仕事をして帰宅するといったルーティーンの繰り返しでした。
しかし、1週間の調査の最終日に異変が発生しました。
休日はほとんど外出しないターゲットが、車を走らせて高速道路に乗り、郊外へと行きました。
ターゲットが民家へ行って中に入ると、中から小さな女の子が一緒に出てきたのです。
女の子とターゲットは車に乗って近くのスーパーマーケットに行って、買い物をしていました。
そしてその女の子は、ターゲットのことを「パパ」と呼んでいたのです。

■「女性」と会っていた
そこで探偵や興信所は、女の子はターゲットの娘ではないかと疑念を持ち、結婚歴などに関して聞き込みなどの調査を実施しました。
するとやはり図星のようで、ターゲットは結婚歴なしどころか結婚歴はあり子供もいて、しかも3年前に離婚歴があるとのことでした。
娘さんは別れた奥さんのもとに引き取られていて、ターゲットは定期的に娘さんと会っていたとのことです。
それだけでしたら、依頼者に結婚を急かせるターゲットの心理状態が理解できませんが、その理由も明らかになりました。
別れた奥さんは近々再婚するようで、そうなると娘さんとの面会も叶わなくなってしまいます。
娘さんとの面会が楽しみだったターゲットは、寂しさを感じて新たな伴侶を得ることに躍起になっていたのかもしれません。

一歩前に進むためにも結婚前調査を
ターゲットが結婚歴を隠していたのは、結婚していて子供がいることを知られると、依頼者が自分から離れて行ってしまうのでは、と考えた末の行動でした。
確かに離婚歴を知られるのはいいことではありませんが、だからといってそれを隠すと相手はかえって「不倫や浮気じゃないか」と不安になってしまいます。
結局、依頼者はターゲットのプロポーズを受けることとなりました。
隠し続けていればプロポーズを受けていたかどうかは分かりませんが、結婚前調査で事実を速やかに知ることにより、相手を受け入れる気持ちとなったのは事実です。